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飛行機だけじゃない。長時間の移動の際は気をつけて、しっかりと対策と予防を。
エコノミー症候群。最近よく耳にすることになった病で、正式な病名は「深部下腿静脈血栓症」。血管内にできた血栓が肺の毛細血管に引っ掛かって、激しい胸痛や息苦しさといった症状を伴うのですが、一般的にエコノミー症候群といわれるので、飛行機のエコノミーシートに乗ったら発症する病気かと思いきや、ファーストクラスでも、また車などに乗っているときでも発症する可能性があります。
一定の速度で体内に流れる血液は、圧迫やうっ血状態が長く続いてスピードが極端に落ちたとき、体液と血球、そしてコレステロールや中性脂肪をはじめとする老廃物に分かれる溶血現象を起こして血管内に血栓ができてしまいます。その血栓が心臓や肺に運ばれて発症するのですが、予防措置を心得ておけば発症を防ぐことはできます。
原因は、長時間同じ姿勢で座ったままでいるために、血液が心臓に向かって流れにくくなって、うっ血を起こすため。また、飛行機に乗っているときによく起こるのは、機内が乾燥しているために体内の水分が放出されて血液が流れにくい状態になるからです。
そう、飛行機に乗っているとき、座席によってはトイレの移動が大変なために、水分を控えようとしてしまいますが、それは体にとってよくないこと。しっかりと水分をとって、トイレに行きたくなったら遠慮しないでトイレへ行きましょう。せっかくの他人への気遣いも、健康を脅かす思わぬ落とし穴になってしまうんです。また、最近では、予防グッズや予防に関する情報の入手も手軽にできるので、発症しないように対処しましょう。
 情報内容

こんな人は要注意!
  • 中性脂肪・内臓脂肪の多い人(危険度は高い)
  • 女性ホルモンを服用している人
  • 高血圧症・糖尿病を患っている人
  • 通貨の両替は空港でもできるが、現地係員に現地のレート事情を聞いたうえで判断したほうが無難。
 予防法

  • 機内で座っているときは靴を脱ぐ
  • しっかりと水分を補給する
  • 座ったまま、なるべく腰から下を動かすようにする
  • 予防グッズなどをあらかじめ用意しておく
 エコノミー症候群に関する情報をより知るためには
内池正広(ウチイケ鍼灸整体院・院長、医学博士)
東洋医学と西洋医学の融合を目指し、多彩な治療法を確立。整体院には日本のオリンピック選手やプロスポーツ選手の他、アメリカ、ロシア、フランス、イタリアなど70カ国の人が来院している。開発に携わった健康グッズも多数ある。
内池先生からのワンポイントアドバイス
「血液の凝固を防ぐためのサプリメントがあって、それを搭乗する4日前から飲み続けると効果があることが分かっています。人間の体は神秘で繊細なので、日頃から体の疲労を残さないよう心がけてください。」
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