TGVは”Train à Grande Vitesse”の略で、フランス語でtrainは「列車」、grandeは「大きい」、そしてvitesseは「速度」をあらわし、併せて「超高速列車」を意味する、主にフランス国内の主要都市を結ぶ高速列車です。
日本の新幹線の記録を世界で始めて塗り替えたTGVは、その後も最高速度を更新し、現在の最高時速320km/hを誇ります。世界一の高速列車でありながらも高い安全性を備えたTGVは、フランスの200を越える都市と、ジュネーブやブリュッセルといった隣接する国の主要都市を結び、パリ~ディジョン間を約1時間40分、パリ~ボルドー間を約2時間55分、パリ~ニース間を約5時間33分で運行しています。
TGVは、日本の新幹線が1959年に工事を始めた直後に考案されました。元々フランスの鉄道軌は日本の新幹線と同じ幅であるため、従来の路線上を走らせることが出来るという強みがありました。
1972年には最初のTGV車両が試作され、動力形式の変更などを経て1981年9月27日、初のTGVがパリ~リヨン間で運行。開業当時、この2都市を結ぶ交通手段としては飛行機を上回る速度で結んでいました。
その後もTGVは、都市の中心部から、次の都市の中心部まで簡単に移動できるという列車ならではの強みを生かし、路線網を広げてきました。
現在では、フランス国内を移動するのに欠かせない移動手段となっていて、更なる高速化と路線網の整備が進められています。

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