モン・サン=ミシェルへTGVの旅 |
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708年に礼拝堂を作ったのが起源とされ、以後数世紀に渡り度重なる拡張が続けられました。海峡に浮かぶそのロマネスク様式とゴシック様式が混在する修道院の姿に、ヴィクトル・ユーゴーは「海上のピラミッド」と表現したほどです。さらに、その特異な地形から、百年戦争では要塞として、あるいは19世紀半ばには国の監獄として利用されるなど、数奇な運命も辿ってきています。
サン・マロ湾は、潮の干満の差が激しい場所として知られています。このため、モン・サン=ミシェルの建てられている小島は、かつては満ち潮の時には海に浮かび、引き汐の時には自然に現れる道によって陸と繋がっていました。しかし、1877年に対岸との間に地続きの堤防道路が造られ、汐の干満に関係なくいつでも島へと渡れるようになりました。巡礼者はもちろん、観光客も飛躍的に増加しましたが、反面、堤防によって潮流をせき止めたことで、この100年間余で2mもの砂が堆積してしまったといいます。
そこで中世期の景観を取り戻すため、2009年には道路のある堤防の撤去工事が、また2010~2012年には代替となる新たな橋を架ける計画があります。
現在は、バスで直接モン・サン=ミシェルのふもとまで乗り付けることができますが、今後は数キロ離れた駐車場から専用のシャトルで新たに作られる橋を渡って行くことになります。アクセスのよい今のうちにぜひ足を運んでみたらいかがでしょうか。
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