氷河急行(特急) |
ここが魅力! | 車両設備・サービス | 路線図・所要時間 | 料金体系・その他 |
氷河特急
スイスを代表する人気列車ツェルマット~サンモリッツ間の氷河特急と世界遺産に登録されたアルブラ線/ベルニナ線を走るベルニナ特急は絶景の連続。ベルニナ エクスプレスでは、1等車および2等車のパノラマカーから息をのむばかりの景色を堪能できます。
深い渓谷を優雅な高架橋を渡り、険しい岩肌の合間を抜け、スイッチバックトンネルを進み、山間の急流や氷河、アルプスの花々などを車窓に眺めます。2253 メートルもの高さをラックアンドピニオンの助けもなく上がっていく列車は感動的。
運行中には景勝地などをお伝えするナレーションも入ります。
どちらも非常に人気が高く、ピーク時に限らず満席となることが多いです。
特に1等車の窓側は早い時期に売り切れとなるようです。お早めのご予約をおすすめ致します。
スイスの鉄道、と聞くと真っ先に名前が挙がるのがこの氷河特急です。
「特急」と名が付いていますが、ツェルマット~サンモリッツ間の約270kmをなんと8時間もかけて走ります。平均時速は約34km/h。別名「世界で最も遅い特急」とも呼ばれています。
氷河特急が多くの旅人を魅了するのは、ゆっくりと走ることで、スイスの雄大な景色をより間近に感じることができるからに違いありません。
氷河特急の始点と終点は、どちらもスイスが誇る魅力的な町です。ツェルマットは、マッターホルンの懐に抱かれたスイス屈指の山岳リゾート地。そしてサンモリッツは1928年と1948年の冬季オリンピックの舞台となった町です。
車窓からは291の橋と91のトンネルをはじめ、目を見張るような急峻な谷、高山植物の咲き誇る高原や箱庭のような町、万年雪をいただく高峰を眺めることができます。最高地点はオーバーラルフ峠の2033m、最低地点は604mと標高差1400m以上の千変万化するアルプスの光景が広がります。
2006年には新型のパノラマ列車が運行を開始しました。ヘッドフォンから日本語での案内を聞きながら、天井近くまで大きく造られた窓に広がる、雄大な景色を楽しむことができます。お座席もしくは食堂車でのランチも大きな魅力です。
氷河特急の名前はフルカ峠付近でローヌ氷河が見えたことに由来します。しかし1982年に新フルカトンネルが完成するとローヌ氷河を車窓から目にすることができなくなりました。
トンネル完成前、氷河特急は豪雪のため運休しておりましたが、このルート変更により現在の通年運航が可能となったのです。
なお、トンネルが完成する以前の旧線については、復活を望む声が大きかったことから、夏季に限りフルカ蒸気山岳鉄道(DFB)としてレアルプ~グレッチ間の運行が開始されました。現在、この列車は日本からのチケットの手配はできませんが、氷河を含む絶景を走る蒸気機関車は必見と言えるでしょう。
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